「洗濯しているのに、なんだかにおう……。」
タオルやシーツなど、毎日使う布製品はどうしても汗や雑菌のにおいが気になりますよね。
とくに、暑いこの季節は汗をかくことが多く、嫌なにおいがつきやすいです。
そこで今回は、洗濯物についた嫌なにおいを取る方法のひとつとして、酵素系漂白剤を使った効果的なつけ置き洗濯術をご紹介します。
酵素系漂白剤といえば「オキシクリーン」を使った「オキシ漬け」が有名ですよね。
わが家では、シャボン玉の酵素系漂白剤を使用しています。
この記事では、酵素系漂白剤を使えるものや使い方について解説します。
酵素系漂白剤とは?
酵素系漂白剤の成分は過炭酸ナトリウムです。
水に溶けると過酸化水素と炭酸ソーダに分解され、その際に発生する酸素が漂白効果を発揮します。
漂白、消臭、除菌の3つの効果があり、布製品を清潔に保つのに効果的です。
酵素系漂白剤は天然由来の成分で作られているため、環境にも優しく、色柄物にも安心して使えます。
また、塩素系漂白剤とは異なり、ツーンとした匂いがしないのも特徴です。
使用する際は、30〜50℃のお湯に溶かしてから使うことがおすすめです。
注意事項するべき点は?
ゴム手袋を着用する
お肌の弱い方はゴム手袋を使用しましょう。
塩素系漂白剤よりは刺激が少ないですが、皮膚に刺激を与える可能性があります。
容器を移し替えない
他の容器への移し替えは避けましょう。
密閉容器に入れて保管すると、酸素が発生して容器が膨らみ、破損する可能性があります。
※粉の状態でも酸素が発生しているため、酵素系漂白剤の袋には、エアー抜き穴が開いています。
デリケートな素材は避ける
使用できない素材があります。
- シルクやウールなどのデリケートな繊維、およびそれらの混紡品
- 水洗いできない衣類
- 含金属染料で染めた衣類
- ステンレス以外の金属製の容器、ステンレス水筒の外装、アルミ製品
- ボタン、バックル、漆器など
酵素系漂白剤は、どんなときに使うの?
酵素系漂白剤を使ったつけ置きは、おもに以下の場面で使用します。
衣類(色柄物もOK!)
汗のにおいや皮脂汚れ、シミや泥汚れなど、普通の洗濯では落ちにくい汚れに対しても効果的です。
酵素系漂白剤は色落ちしにくいため、色柄物の衣類にも安心して使用できます。
赤ちゃんの衣類やスタイにも使用することができます。
娘が園で泥んこ遊びをした日は、汚れた服を酵素系漂白剤でつけ置きすると、きれいになりました。
タオル
汗や雑菌のにおいがつきやすいタオルも、酵素系漂白剤でつけ置きすると、においを取り除くことができます。
定期的に酵素系漂白剤で洗濯することで、タオルを常に清潔に保つことができ、肌に触れるものを安心して使えます。
布団カバー・シーツ
毎日使用する寝具は、寝ているときの汗や皮脂汚れが蓄積しやすいですよね。
定期的に酵素系漂白剤を使用することで、寝具を清潔に保つことができます。
ステンレス製の水筒
スポンジでは洗いづらいステンレス製の水筒の内側にこびりついた茶渋などを除去します。
使用後はしっかりとすすぎ洗いを行い、洗剤残りがないように注意しましょう。
※水筒の外装やアルミ製には使用できません。
タオルのにおいを取る方法
湯船に40〜50℃のお湯をためます。タオルが十分に浸かっていればOKです。
目分量で全体的にパラパラ〜っと入れます。
お湯の量や汚れ具合によって、分量は調整してください。
タオルをお湯に浸し、30分程度放置します。
かき混ぜるときは素手ではなく、桶やゴム手袋を使いましょう。
浸け置きが終わったら、タオルを水ですすぎます。
その後、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で洗濯します。
タオルの嫌なにおいがしっかり消えてくれました。
寝具カバー(シーツ)のにおいを取る方法
湯船に40〜50℃のお湯をためます。シーツが十分に浸かっていればOKです。
目分量で全体的にパラパラ〜っと入れます。
お湯の量や汚れ具合によって、分量は調整してください。
シーツをお湯に浸し、30分程度放置します。
かき混ぜるときは素手ではなく、桶やゴム手袋を使いましょう。
浸け置きが終わったら、シーツを水ですすぎます。
その後、通常どおり洗濯機で洗濯します。
洗濯後のシーツを敷くと、さっぱりとして気持ちが良いです!
まとめ
以上、酵素系漂白剤を使用したつけ置き洗濯術について解説しました。
とくに汗のにおいが気になる季節や、赤ちゃんや子どもの衣類にもこの方法が大活躍します。
酵素の力で頑固な汚れやにおいをしっかりと落とすことができますので、ぜひ試してみてください。
洗濯、台所、ベビー用品の漂白や掃除に幅広く使えます。
主成分は「過炭酸ナトリウム」100%
不要な添加物が含まれていないため、ナチュラルクリーニングとして安心して活用できます。
掃除を時短にしていきたい