先日、家族3人で初めてのジブリパークへ行ってきました。
ジブリが大好きな4歳の娘に楽しんでもらうために、事前に行きたいエリアを絞って、子どもが一緒に楽しめるスケジュールでパークを満喫しました。
この記事では、子連れでのジブリパークの回り方と、事前にしておきたい準備について解説します。
【子連れレポ】わが家のタイムスケジュール
ジブリパーク大さんぽ券(全てのエリアをまわることができるチケット)を購入。
『ジブリの大倉庫』の入場時間は13:00〜を予約しました。
ジブリの大倉庫、魔女の谷、猫の城遊具の3つを回ることが目標でした。
暑さもあり、子連れで並ぶのは大変だったので、行列ができている場所は避けました。
早朝に大阪から出発し、『愛・地球博記念公園駅』に到着したのは午前9時でした。
まずエレベーター塔が目に入り、「ジブリパークに来た!」という実感が湧きました。
『魔女の谷』エリアへ向かい、オープンの時間まで並びます。
待ち列の近くには、「アーヤと魔女」に登場する魔女ベラ・ヤーガをイメージした大きな顔があります。
『魔女の谷』は、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」、「アーヤと魔女」といった魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリアです。
ヨーロッパ風の街並みの中には、ジブリ作品に登場する建物が点在しています。
エリア内には、2つのアトラクションがあります。
「メリーゴーランド」と「フライングマシン」です。
私は4歳娘と一緒にメリーゴーランドに乗りました。
どこをみても可愛くて、音楽も美しくて、心が躍るような時間でした。
フライングマシンは、娘とパパが乗りました。
大人のみの利用はできませんが、子どもの付き添いとして一緒に乗ることができます。
グーチョキパン屋は、「魔女の宅急便」で主人公キキと黒猫ジジが暮らしたパン屋さん。
パンは実際に購入することができるのですが、やはり大人気で、たくさんのお客さんが並んでいました。
いつ見ても、お店の前は行列でしたので、パンを買うのを諦めようとしましたが……↓
お店の外で『おまかせセット』が販売されていました。
- メロンパン(4歳娘の顔くらいの大きさ。中がふわっふわ!)
- クロワッサン(バターの風味とサクサク感が最高)
- ナポリタン(娘が気に入って、独り占めしました)
- パン・オ・ういろう(見た目も可愛いし、愛知県っぽい!)
4つのパンが入ったセットで、料金は2,000円。
セット販売があったおかげで、待ち時間なしでパンをゲットすることができました。
噴水近くのベンチに座って、いただきました。
猫の城遊具は、「猫の恩返し」の猫王の城をモチーフにした遊具です。
滑り台や迷路、ターザンロープなどが楽しめます。
平日は、予約なし&無料で遊ぶことができました。(土日祝は有料)
愛・地球博記念公園内は自然が豊かで、歩いているだけで癒されるような場所でした。
生き物を観察したり、鳥の鳴き声に耳をすませたり、こどもと歩くだけでも良い体験です。
途中、小さな川(?)を渡るために、パパと娘が手を繋いで岩を飛び越える体験にドキドキ。
小さな冒険をしているような気分でした。
あちこちで見かけるキャラクターの像や、ベンチのオブジェを見つけるのも楽しかったです。
いよいよ、ジブリの大倉庫へ入場です。
「ジブリのなりきり名場面展」では、カオナシやポニョたちと撮影できる展示室があり、大行列ができていました。(今回は、並ばずにスルーすることにしました。)
わが家のお目当ては、こども限定の遊び場です。↓
『ネコバスルーム』と『子どもの街』
こどもたちが思い切り遊べる場所で、中はとっても可愛くて優しい空間でした!
- ネコバスルーム
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カラフルなパッチワーク風のネコバスで遊ぶことができます。(小学生以下が対象)
こどもたちがぶつかったり、怪我をしないように、スタッフの方々が見守ってくれます。
大人は近くで、こどもたちの様子を見守ることができます。
他にも、こどもサイズの「サツキとメイの家」に入ったり、お昼寝しているトトロをみることができます。
- こどもの街
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ちょっと昔の街並みや乗り物などがモチーフとなった、こどもたちの遊び場です。
入り口も、椅子も、階段も、すべてが子どもサイズ。
銭湯のボールプールで遊んだり、おでん屋さんでおままごとをしたり、レトロな張り紙を読んでみたり……。
遊び心が満載の、こどものための空間でした。
撮影NGのため写真はありませんが、わくわくしている娘の姿をしっかりと目に焼き付けました。
ジブリの大倉庫の入り口でもらったチケット<鑑賞券>
映像展示室『オリヲン座』にて、約15分の短編アニメーションを観ることができます。
私たちは「コロの大さんぽ」という、仔犬のコロの冒険物語を観ました。
スタッフさんが注意事項を説明する際に、作品の見どころも教えてくださったので、より一層楽しむことができました。
「劇場で映像作品を鑑賞する」という体験をさせてくれるスタジオジブリ。
さすが映像の会社だなぁ…!と感激でした。
オリヲン座を出て、すぐ近くに『企画展示室』の入り口がありました。
『食べるを描く。増補改訂版』と『ジブリがいっぱい展』の2つの展示企画を見ることができます。
「食べるを描く。」では、ジブリの魅力のひとつである「食のシーン」がどのように描かれているのかが紹介されています。
撮影NGのため写真はありませんが、内容がとても充実していて楽しめました。
特に印象的だったのは、実物大で再現されたジオラマの展示です。
- 『となりのトトロ』サツキとメイの家の台所
- 『天空の城ラピュタ』タイガーモス号のキッチン
- 『千と千尋の神隠し』お父さんとお母さんが食事をした屋台 etc…
再現のクオリティも素晴らしいのですが、驚いたのは「展示物に触ってもOK」という点でした。
引き出しや戸棚の中、お鍋の中身を覗いてみたり……。
まるで映画の中に入り込んだような、わくわくする体験ができました!
『ジブリがいっぱい展』は、世界中から集めたジブリ作品のポスターや、書籍、グッズなどが展示されています。
ここでは写真撮影がOKで、なんと大きなネコバスに入ることができます。
「ネコバスに乗ってみたい」という夢が叶った大人も、きっと多いはず!
ジブリパークの営業時間は17:00までです。
私たちは15:45頃に退園し、名古屋駅近くのホテルへ移動しました。
【子連れジブリパーク】事前に準備しておきたいこと
ジブリパークへ行く前に、準備しておきたいことをまとめます。
行きたい場所を絞っておく
ジブリパークを効率よく楽しむためには、事前に行きたい場所を絞っておくことをおすすめします。
とくに子連れの場合、こどもの体力や休憩の時間も考慮して、無理のないスケジュールを立てることが大切です。
一日では回りきれないほど広いです。
やりたいことに優先順位をつけて、行きたいエリアをリストアップしておくことをおすすめします。
わが家の場合:
『ジブリの大倉庫』『魔女の谷』『猫の城遊具』へ行ければ、目標達成でした。
たくさん歩くので、スニーカー必須
ジブリパークは広大な敷地を持ち、各エリアが離れているため、かなりの距離を歩くことになります。
たくさん歩けるようにスニーカーを履いていくことをおすすめします。
また、子連れで訪れる場合、ベビーカーや抱っこ紐があると移動が便利だと思います。
一部のエリアではベビーカーが使えない場所もありますが、その場合、各所にベビーカー置き場が設置されています。
エリア間の移動だけでも、こどもを乗せられる手段があると非常に助かります。
熱中症対策をしっかり行う
ジブリパークを訪れる際には、熱中症対策をしっかり行いましょう。
広大な敷地を歩き回るため、体力を消耗しますし、暑い時期は特にバテやすいです。
公式サイトにも注意喚起がありますが、紫外線が強くなる5月以降、10月中旬まで注意が必要です。
以下の対策をおすすめします。
- こまめに水分補給をする
- 日焼け止めを塗る
- 帽子や日傘を活用する
- 適度に休憩を取る
わが家の場合:
5月に訪れましたが、日差しが強く、とても暑かったです。
野外での待ち時間もあったので、帽子と日傘を持っていって本当に良かったと思いました。
スマホのバッテリー残量に注意
電子チケットを利用する方は、スマホのバッテリー切れに注意が必要です。
バッテリーが切れてしまうと電子チケットを表示できなくなります。
また、スマホでお子さんの写真をたくさん撮ることも多いと思うので、以下の対策をおすすめします。
- モバイルバッテリーを持参する
- 低電力モードに設定する
- 写真撮影にはデジカメを使用する
わが家の場合:
スマホの充電が少なくなってしまい、電子チケットを提示できるかヒヤヒヤする場面がありました。
念のため、モバイルバッテリーがあれば安心だと思いました。
まとめ
以上、わが家のジブリパークの回り方と、事前準備についてご紹介しました。
一日では回りきれないボリューム感でしたが、とても充実した一日になりました。
娘がもっと大きくなったら、大さんぽ券プレミアムで建物の中もじっくり観てみたいです。
\娘が好きなジブリ絵本/
\よく遊んでいる、かるた/
ジブリパークの持ち物リスト!