今回は、夫のご両親と私たち家族の3世代で、有馬温泉旅行を楽しみました。
温泉街の中でも歴史のある4.5つ星ホテル「有馬グランドホテル」に宿泊。
名湯「金泉・銀泉」にゆっくり浸かり、美味しいお食事や快適な和室での宿泊を満喫しました。
ただ、実際に行ってみて気づいた「知っておくとより快適に過ごせるポイント」もあったので、今回の宿泊記として詳しくご紹介します。
有馬グランドホテルへのアクセス|大阪からの行き方
大阪からの移動は阪急高速バス

大阪から有馬温泉までは、事前に予約していた阪急高速バスで移動しました。
阪急三番街バスターミナルから乗車し、移動時間は約1時間でした。
温泉街からは、無料送迎バスで移動

有馬温泉に到着後は、有馬グランドホテルのシャトルバスを利用することができます。
事前予約は不要で、有馬温泉街から電話をすれば迎えに来てもらえます。
ホテルの予約ページに連絡先が記載されていたので、番号を控えておくと良さそうです。

私たちは最初、歩いて向かおうとしましたが、『坂道が続く』というホテルの案内板を見て断念。
電話をかけて送迎をお願いすると、すぐに迎えに来ていただけました。(有難いです…!)
子連れや荷物が多い方は、迷わずシャトルバスを利用するのがおすすめです。

チェックインは14:30|先に荷物を預かってもらうことも

チェックインの時間より早く到着。
有馬グランドホテルのチェックイン時間は14:30からですが、先に荷物を預かっていただくことができました。
正式なチェックイン時間前でしたが、手続きも済ませることができました。
14:30からお部屋に入ったり、温泉を利用することができるので、それまで待機。
時間まで有馬温泉街を楽しむ選択肢もありましたが、小雨が降っていたので館内で過ごしました。

私たちは、ロビーラウンジでサンドイッチや金泉塩チョコレート、ドリンクなどを注文。



チェックインの時間が近づくと呼び出しブザーが振動し、お部屋に案内していただきました。
宿泊レポート|お部屋の様子
今回、私たちは3階の中央館にある『和室+リビング』のお部屋に宿泊しました。
2部屋予約していて、夫のご両親は隣のお部屋です。
和室+リビング

畳のお部屋。

ソファでゆっくりできるのも嬉しいです。
洗面所

ダブルボウル洗面台で、身支度も快適でした。
ドライヤーやアメニティが揃っています。
お風呂

お風呂もありました。(温泉を利用したので、一度も使っておりません。)
トイレ

清潔感があるトイレで、消臭スプレーの「清水香」が置いてありました。
お水やポットなどの備品

リビングには、お水とポット、お茶やコーヒーがありました。
この下に冷蔵庫があって、有料のお酒やソフトドリンクなどが揃っていました。

お着き菓子

お着き菓子の、有馬の金泉塩を使った「金泉梅」と、黒糖風味の「湯けむりまんじゅう」が美味しかったです。
お土産として売店で購入しました。
貴重品ロッカー

貴重品ロッカーは、レトロさが新鮮に感じます。
その他

浴用タオル、靴下、用途自由に使える袋。

大人は作務衣、子ども用に浴衣と半纏が置いてありました。

子ども用の浴衣、ちっちゃくて可愛かったです!
大人用の浴衣は、エレベーターホールや通路に設置された引き出しの中から自由に取ることができます。
さまざまなサイズが用意されているため、自分に合ったものを選べます。
有馬温泉といえば、金泉と銀泉

有馬グランドホテルには、趣の異なる2つの大浴場があります。
9階にある「雲海」と、地下2階の「ゆらり」です。

温泉は撮影禁止のため写真はありませんが、実際に訪れて感じた魅力をお伝えします。
温泉「雲海」(9階)
9階にある「雲海」では、金泉と銀泉を、眺望抜群の露天風呂で楽しめます。
特に明るい時間帯には、遠くの山々まで見渡せる絶景が広がり、開放感たっぷり。
仲居さんからも「昼間は景色がきれいに見えるのでおすすめ」と教えてもらいました。
「雲海」の営業時間は、5:00~10:30 / 11:30~24:30です。
有馬温泉といえば、赤褐色の「金泉」と無色透明の「銀泉」が特徴的。
5歳の娘は、金泉の色を見て「熱そう」と思ったのか、最初は少し警戒して銀泉を選んでいました。
でも、少しずつ慣れるうちに両方の湯を行き来しながら楽しんでいました。

体の芯から温まりました〜!
温泉「ゆらり」(地下2階)
地下2階にある「ゆらり」では、金泉とホワイトイオンバスを、竹林に囲まれた露天風呂で楽しめます。
木々に包まれた静かな空間で、より落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと温泉に浸かることができました。
「ゆらり」の営業時間は7:00~22:30なので、朝風呂を楽しみたい方は、営業時間に注意。
早朝に温泉を利用する場合は、9階の「雲海」が5:00から営業しています。
私は朝食後の8:30頃に利用しましたが、平日の朝だったこともあり、ほとんど人がおらず、ゆっくりと過ごせました。

どちらの大浴場も雰囲気が違って良い感じです!
【おすすめ】温泉の混雑状況がスマホでチェックできる!

有馬グランドホテルでは、大浴場の混雑状況をスマホで確認できます。
お部屋に設置されたQRコードを読み取ると、リアルタイムの混雑状況が表示される仕組みです。
わざわざ大浴場の入口まで行かなくても混雑具合が分かるので、「できるだけ空いている時間に入りたい」という方にはとても便利。
ちなみに、宿泊した日の20時頃に地下2階の「ゆらり」の混雑状況を確認すると、なんと97%!夜は特に混みやすいのかもしれません。
食事|ボリューム満点!子ども用のアレルギー対応食も
お食事は、夕食と朝食の両方とも2階の「兵庫ダイニング 朱初(あけぞめ)」という会場でいただきました。
夕食は宿泊プランに含まれているコース料理で、事前にメニューが決まっていました。
朝食はビュッフェスタイルで、好きなものを自由に選べるスタイルです。
夕食『旬の味覚を敷きつめた黒毛和牛付き御膳』

私たちは17:30からお食事をスタート。まずは柚子酒の炭酸割りで乾杯しました。
この日の夕食は、季節の味覚が詰まった贅沢な御膳。
一品ずつ丁寧に作られており、見た目も美しく、どれから食べようか迷ってしまうほどでした。
- 蟹味噌豆腐
- 前菜八種盛り
- お造り三種(天然淡路鯛・明石蛸・鮪)
- 明石鰆のつみれ小鍋仕立て
- 百合根饅頭
- 黒毛和牛と芹のしゃぶしゃぶ
- 香の物三種盛り
- 赤出汁
- 鳴門若布と鯛の炊き込み御飯
- デザート(紅マドンナ・いちご・リコッタチーズと桜のトライフル)
ご飯はおかわり可能とのことでしたが、どの料理もボリュームたっぷりで、お腹がいっぱいに。
美味しいお食事を堪能しながら、ゆったりと贅沢な時間を過ごしました。
お子様ランチも豪華(アレルギー対応も可能)

5歳の娘には、子どもが喜ぶメニューが詰まった豪華なお子様ランチを用意していただきました。
海老フライ、鶏の唐揚げ、煮込みハンバーグ、フルーツ、デザートなど、子どもに人気のメニューがたっぷり!
見た目も華やかで、娘も夢中になってパクパク食べていました。
また、食物アレルギーがある場合は、事前に伝えておくと対応してもらえます。
わが家も娘のアレルギーについて相談し、配慮していただけたので、安心して食事を楽しむことができました。
朝食ビュッフェ|兵庫の美味しさを堪能

朝食はビュッフェスタイルで、兵庫五国の食材を活かした和洋折衷の料理が楽しめます。
提供時間は午前6時50分から9時30分までで、閉店は10時です。
朝7時頃に会場へ向かうと、すでに多くの人で賑わっている様子。
それでも料理の種類が豊富で、補充もスムーズだったため、ストレスなく食事を楽しめました。
メニューには明石焼や海鮮丼、カレー、すき焼きなどが並び、どれも魅力的。
5歳の娘は、大好きな海老の天ぷらやウインナーを何度もおかわりし、満足そうに食べていました。

つい欲張って盛り付けたくなるほど、充実のラインナップです!
さらに、コーヒーマシンの近くにはテイクアウト用のカップも用意されており、お部屋でゆっくりドリンクを味わえるのも嬉しいポイントでした。

館内施設|ゲームセンター

有馬グランドホテル内にゲームコーナーがあります。営業時間は8:00〜22:00。
マリオカート、太鼓の達人、エアホッケーなど、夢中になって遊べるゲームが豊富です。
ワンプレイ100円という良心的な価格で、娘もたくさん遊びました。

就寝からチェックアウト、帰りの過ごし方
就寝時はふかふかのお布団で快適

今回宿泊したお部屋は和室だったため、就寝時はベッドではなくお布団でした。
夕食を終えて戻ると、すでにお布団が敷かれており、ふかふかの掛布団としっかりとした敷布団が心地よかったです。
また、敷布団なら子どもが落ちる心配がないのも安心できるポイント。和室ならではの良さを感じました。
チェックアウトは10:30|混雑前の手続きがおすすめ

チェックアウト時間は10:30ですが、フロントが混雑することもあるため、手続きを早めに済ませておくのがスムーズ。わが家も朝食を楽しんだ後、早めに夫が支払いを済ませてくれました。

宿泊料金は事前に支払っていたので、お部屋で飲んだ瓶ビールのみの精算だったようです。
チェックアウト後も10:30まではお部屋に滞在できるため、ゆっくり準備や片付けをすることができました。
シャトルバスで有馬温泉街まで

チェックアウト後は、ホテルのシャトルバスで有馬温泉街まで送っていただきました。
子ども連れで荷物も多かったため、こうした送迎サービスがあるのはとても助かります。
ただ、チェックアウト時間帯のバスは混雑しやすく、私たちが並んだときにはすでに満員。
乗れるか少し不安になりましたが、運転手さん同士が連携し、すぐに次の便を手配してくださいました。

スムーズに移動できて有難かったです。
子連れなら「有馬玩具博物館」もおすすめ

有馬から大阪へ帰る前に、「有馬玩具博物館」へ。
夫のお母さんに教えていただいたことがきっかけで、今回立ち寄ることができました。
小さなお子さんも遊べるプレイコーナーがあるので、子連れで有馬へ行くならおすすめです!
阪急バス乗り場から徒歩1分とアクセスが良く、移動の負担が少ないのも嬉しいポイント。
1階でチケットを購入後、館内へ入場できます。

- 大人(中学生以上):1,000円
- こども(3歳~小学生):500円
- 乳児(3歳未満):無料
エレベーターで6階まで上がり、上のフロアから順番に見て回りました。
館内には世界各国のさまざまな玩具が展示されていました。

特に5階のプレイコーナーは、子どもが夢中になるスペース。
キュボロやカプラ、積み木など、実際に遊べるおもちゃが豊富に揃っています。


私たちは阪急高速バスの時間まで、約1時間ほど館内でゆっくり過ごしました。
からくりがあったり、おもちゃで遊んだり、大人も子どもも楽しい場所でした!
有馬へ行く際は、ぜひ「有馬玩具博物館」も候補に入れてみてください。
有馬グランドホテル|知っておきたい注意点

最後に、知っておきたい注意点について記載しておきます。
鍵のかけ方を事前にチェック
お部屋の種類によって鍵のかけ方が違うかもしれませんが、今回泊まったお部屋の鍵は円筒錠(ボタン錠)でした。
最初は鍵のかけ方が分からず、戸惑いましたが、内側のドアの取手部分にあるボタンを押してから閉めると施錠される仕組みです。(ドアの内側に説明書きがありました)
中央館和室のお部屋ではこのタイプだったので、余裕を持って鍵のかけ方を確認しておくと安心です。
館内は暖かいので、薄着があると快適かも
3月に訪れましたが、館内はしっかりと暖房が効いており、寒さを感じることはありませんでした。お部屋の暖房を切っても、夫が「半袖シャツが欲しい」と言うほどの暖かさです。
浴衣の下に着る薄手のインナーがあると、より快適に過ごせそうでした。
ただ、館内から外へ出ると気温差があるため、特に寒い時期に訪れる際は、防寒対策をしっかりと。
温泉の営業時間に注意
「早起きしたので温泉に行こうかな」と思ったとき、営業時間を確認しておくのがおすすめです。
地下2階の温泉「ゆらり」の営業時間が7:00~のため、朝食前はまだ入れませんでした。
9階の温泉「雲海」は5:00~利用できるので、朝早くから温泉に入りたい方はこちらを利用すると良さそうです。
まとめ

有馬温泉の「金泉」と「銀泉」をゆったりと楽しみ、美味しい食事やふかふかのお布団で癒しの時間を過ごせました。娘も大満足のホテルステイとなり、家族での素敵な思い出に。
無料送迎バスがあるので、お天気が良い日は有馬温泉街をふらっと散策するのもおすすめです。
さらに、「有馬玩具博物館」には子どもが夢中になれるおもちゃがたくさん!
子連れの方はぜひ立ち寄ってみてください。
これから訪れる方の参考になれば嬉しいです!
あとがき|3世代旅行の思い出

今回は夫のご両親をお誘いし、3世代での旅行。楽しい時間を過ごしました!
娘は何度もご両親のお部屋へ行ったり、たくさん遊んでもらえたことが、とても嬉しそうでした。
「また皆で旅行しよ!」と夫とも話しながら、さらに頑張ろうと思えた、そんな特別な旅になりました。
有馬温泉の「金泉」と「銀泉」が楽しめました! |
